「この頭痛、大丈夫?」危険な頭痛の見分け方
- Dr. Rie Iwaki

- 4月12日
- 読了時間: 2分
更新日:4月21日
「また頭痛か…」
「いつものことだから」と我慢していませんか?
頭痛はとても身近な症状ですが、その多くは慢性的なもの(一次性頭痛)である一方、中には注意が必要なケースもあります。
この記事では、慢性頭痛の種類と、受診の目安を分かりやすく解説します。
慢性頭痛の主なタイプ
片頭痛(Migraine)
• ズキズキと脈打つような痛み
• 片側に出ることが多い
• 吐き気、光や音に敏感になる
👉 特徴:日常生活に支障が出ることが多い
緊張型頭痛(Tension-type headache)
• 頭全体が締めつけられるような痛み
• 肩こり・首こりを伴う • 長時間続く
👉 原因: • ストレス • 姿勢 • 眼精疲労
群発頭痛(Cluster headache)
• 片側の強い痛み(目の奥)
• 数週間〜数ヶ月続く
• 同じ時間帯に起こることが多い
👉 比較的まれだが非常に強い痛み
薬剤性頭痛(Medication overuse headache)
頭痛薬を頻繁に使用している
ほぼ毎日のように頭痛がある
薬を飲んでもすっきりしない
👉 特徴:痛み止めの使いすぎによって、かえって頭痛が慢性化する状態
市販の鎮痛薬でも起こることがあり、「痛いから飲む → 効きにくくなる → さらに飲む」という悪循環に陥ることがあります。
👉 目安:月に10〜15日以上、頭痛薬を使用している場合は注意が必要です。
危険な頭痛(見逃してはいけないサイン)
以下のような頭痛は、早めの受診が必要です:
• 突然の強い頭痛(今までで一番強い)
• 発熱や意識障害を伴う
• 手足のしびれ・麻痺 • 視覚異常
• 徐々に悪化する頭痛
• 50歳以降に初めて出た頭痛
👉 脳出血・髄膜炎などの可能性
受診の目安
👉 受診をおすすめするケース
• 頭痛の頻度が増えている
• 市販薬が効かない
• 生活に支障がある
• 原因が分からず不安
診断と検査
診断は主に以下で行います:
• 問診(発症パターン)
• 神経学的診察 • 必要に応じてMRI・CT
👉 多くは問診で診断可能
治療方法
片頭痛
• 鎮痛薬
• トリプタン製剤
• 予防薬
緊張型頭痛
• 鎮痛薬
• ストレッチ・理学療法
・姿勢改善 • ストレス対策
日常でできる対策
• 睡眠リズムを整える
• カフェインの摂りすぎに注意
• 画面時間を減らす ー 30分に一回は手を止めてストレッチ
• 軽い運動
まとめ
頭痛の多くは心配のないものですが、繰り返す場合や、いつもと違う場合は注意が必要です。
👉 特に重要なのは「いつもの頭痛かどうか」。 少しでも違和感がある場合は、早めにご相談ください。
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